債務整理とは？依頼を検討している方が知っておきたい基本情報を詳しく解説

債務整理は信用情報機関に登録される？

債務整理をしたことは信用情報機関に登録されます。
債務整理とは借りたお金を返せなくなったということですから、このような機関に登録され、その人が今後新しくお金を借りようとした場合の審査時にその情報を提供することになります。
簡単に言えば、債務を整理すると、将来的に一定期間にわたって新しくお金を借りることはできなくなると思って下さい。
これは、直接的な金融機関からの融資には限りません。
銀行や消費者金融からローンを借りるなどは誰にでも分かることですが、スマートホンを分割払いで購入するといったことも、内容的には立派な借金です。
これもできなくなりますので注意しておいてください。
これは別にスマートホンが契約できなくなるという意味ではなくて分割払いが問題であり、本体を一括で購入するのであれば契約まで禁止されるわけではありません。
この他、クレジットカードも一種の借金扱いですから、一定期間中はカードを作ることはできません。

債務整理をするとクレジットカードは使えない

債務整理をすると基本的にクレジットカードは使えなくなります。
新規に申し込んでも審査に通らないというだけではなく、既に持っていて現に使っているカードがあったとしても、強制的に解約となるため使うことができません。
債務整理は借金の棒引きという意味合いがある一方で、クレジットもお金を借りて買い物や決済を行っていることに違いはありません。
借りたお金が返せないから整理する傍らで、新しくお金を借りることが認められるはずはないわけです。
ただし今後ずっと認められないわけではなく、状況によっても異なりますが5年から10年程度も経過すればそのときの状況に応じて新しくカードを申し込み、審査を受けることは可能ですので、諦めてしまう必要はありません。
最近ではネットショッピングなどで別にお金を借りる意図などなくてもカード払いが求められることもありますので、不便さを感じることは間違いありませんが、代金引換とかデビットカードを使うことはできます。